【剣盾シーズン13 シングル】旋律鰓嚙ラプミミノラゴン【最終801位 レート1911】
はじめまして、やまねこと申します。
剣盾から本格的に対戦を始め、今回対戦開始当初からずっと目標にしてきた最終3桁をやっと達成することができたので、構築記事を書かせていただきます。
初心者にも非常に扱いやすい構築となっていると思いますので、ぜひ見ていってください。
目次
自己紹介
三世代からポケモンを始め、対戦そのものはORASとUSUMでほんの少し、本格的には剣盾シーズン1からはじめました。
剣盾シーズンのこれまでの最終順位と最終レートが以下です。(一部サブロムも含みます)
シーズン1 49603位(1638)
シーズン2 12327位(1720)
シーズン3 3185位(1824)
シーズン4 55294位(1561)
シーズン5 60911位(1525)
シーズン6 ×
シーズン7 49641位(1541)
シーズン8 7863位(1713)
シーズン9 ×
シーズン10 17320位(1616)
シーズン11 3502位(1711)
シーズン12 7010位(1714)
シーズン13 801位(1911)
5桁終わりはほとんど終盤に4桁帯で連敗したことで萎えて撤退、何度も最終日にFFの皆さんが素晴らしい結果を残し、翌日記事をあげているのを称賛と悔しさが混じった複雑な気持ちで見ていました。しかし、いくら頑張っても3桁には届かずというケースが多く一生最終3桁なんて達成できないのではと思っていました。実際4桁帯は団子になっており、かなりの人口がいますから似たような境遇の方は意外と多いと思います。
そんな中、今期はランクマ配信をしている方のYoutubeチャンネルにへばりついて勉強したり、通常の構築記事だけではなく構築を作るための記事を読み漁ったり、Discordに参加させていただいたりとかなり精力的に取り組み、無事最終3桁を達成できました。
コンセプト
初手ダイマックスで数的有利を取りつつ、壁を貼ったり雨を降らしたりしながらミミッキュのトリックルームでウオノラゴンを通します。
構築経緯
ほぼ毎日配信を行っており、いつも配信を見ているしざよくすさん（しざよちゃんねる - YouTube）がシーズン９で1位を取ったアッテイさん（https://note.com/attei/n/n0db425746b8c）のラプミミノラゴンを使用しており、やることが機械的で初心者の自分でも使いやすそうだったので採用しました。一部アレンジを加えているものの、ほぼパクリです。もし使う方がいれば詳しい立ち回りを配信していたしざよちゃんねるを見ることを強くお勧めします。
以下常態。
個体紹介
ラプラス＠光の粘土
性格：控え目 特性：うるおいボディ
205-x-132(252)-146(220)-115-85(36)
※キョダイマックス個体
アッテイ流ラプラス。選出した場合、ほとんど初手ダイマックスする。環境にラプラスをはじめとする氷タイプの通りがよかったので、ダイマックスしたあともできるだけ大事に扱ったほうがいい。
持ち物は、のちに展開するミミッキュやウオノラゴンの耐久も考慮すると弱点保険より粘土のほうがいいと感じた。弱点保険のほうが所有率が高いにも関わらずケアせずに弱点技を打たれることが多かったのが悲しい。展開系ではなく対面的に使用するならば弱点保険に軍配が上がる。
当初はシェルアーマーで使っていたが、シーズン終盤にアホみたいに襷電磁波ウツロイドが増加したためうるおいボディに変更した。そのおかげで、雨を降らせるターンで麻痺らなければ裏から出てきやすいテッカグヤまで負荷をかけることができ、イージーウィンを狙えた。（電磁波くらった後、ダイマ中に3回麻痺って1敗）シェルアーマーは初手にでてきやすい悪ウーラオスの暗黒強打すら急所にあたらない点や、壁展開の弱点である急所による事故死防止など非常に優秀。襷電磁波ウツロが減ったらシェルアーマーのほうが断然いい。壁を貼ると信じられないくらい堅くなるので非常に場持ちがいい。ラプラス対面はアッテイさん曰く雷だそうな。
鉢巻ゴリランダーのウッドハンマーと珠パッチラゴンの電撃嘴はこちらがダイマックスしても死ぬので、後述のポケモンでにらみを利かせて出てこないようにするか、マッチングしないことを祈る。
性格：勇敢 特性：化けの皮
162(252)-149(204)-107(52)-x-125-104
かげうち/じゃれつく/トリックルーム/呪い
トリルゴツメミミッキュ。HBは壁下で珠特化グラスフィールド込みキョダイコランダを最低乱数切って耐える調整。もちろん壁下ならキョダイカキュウも耐える。ガラル御三家や型破り意識で襷の人もいると思うが、襷が生きる場面よりゴツメが生きる場面のほうが圧倒的に多いので、使用感は良かった。皮を剥ぐ＋壁下での高耐久のおかげで複数回被弾することが非常に多かったので、ゴツメが最強だった。しかもゴツメが読まれないのでどんどん相手がミミッキュに触れてきて、かげうちやじゃれつくで仕留められることが多かった。性格については、相手の素早さに振っていないミミッキュ対面で負けたくないので勇敢にしたが諸説あり。相手のミミッキュとめちゃくちゃ対面するため、じゃれつくの枠はシャドークローでもいいかもしれない。
ウオノラゴン＠こだわりハチマキ
性格：勇敢 特性：頑丈顎
197(252)-156(252)-121-x-100-85
エラがみ/逆鱗/氷の牙/身代わり
破壊神ウオノラゴン。雨下エラがみは半減相手でもほとんど受からないため、相手の甘えたナットレイやドヒドイデを何体も葬り去った。また、ダイマックスを切ったラプラスに後投げされやすいポリゴン2などの高耐久ポケモンに対して雨を降らせた後、ウオノラゴンに即引きすることで相手に無理矢理ダイマを切らせるか、交代先に削りを入れるかの多大な圧をかけられる。
あまり認知されていないがHBの種族値がパルキアと一緒。Hに振るだけでかなり堅くなる。
身代わりは相手のラス1にミミッキュで呪いを入れた際に、相手がダイウォール等でトリルターンを稼いでくる場合刺さるため採用。氷の牙は無限の勝ち筋を生み出すため、採用。氷の牙の怯み＋凍りで終盤初3桁行きました、その節は大変申し訳ございませんでした。
エースバーン＠命の珠
性格：無邪気 特性：リベロ
155-168(252)-95-104(148)-85-168(108)
火炎放射/飛び跳ねる/ギガインパクト/思念の頭突き
ガチ両刀初手ダイマックス要因。調整はうわっきーさんの両刀インパクトエースバーン - Origin Regressionを丸パクリ。
当初は裏選出用の襷カウンターで採用していたがあまりにも裏選出をしないため、裏選出を切って初手ダイマックス型に切り替えた。記事にもある通り、通常エースバーンが止まりやすいランドやカバで止まらないため非常に使いやすかった。また、ラプラスが苦しいゴリランダーやナットレイ、サンダー、パッチラゴンにも強いため構築にマッチしていたと思う。
思念の枠は非常に迷ったが、ラプラスを選出しない際にドヒドイデやウツロイドに好き勝手やられないために思念にした。また、副次的ではあるがサイコフィールドで相手の先制技を縛れるので、トリルミミッキュが動きやすくなる。
パッチラゴン＠突撃チョッキ
性格：意地っ張り 特性：張り切り
165-167(252)-110-x-91(4)-127(252)
電撃嘴/逆鱗/燕返し/けたぐり
初手ダイマックス要因。制限ルール覇者。サンダーやレヒレで下手に削られないように持ち物はチョッキを採用。環境に強いポケモンに強く、ラプラスに強いポケモンにも強い点が偉い。ただ、ダイマ後に技が外れる点と電気、竜技が相手の裏の地面、妖ですかされないかに常にびくびくしながら扱わなくてはいけないのであまり選出しなかった。というか技を外すと多大なストレスになるのでよっぽど刺さっていない限り出さない。技が通りさえすれば無類の強さを誇る。
ドサイドン＠弱点保険
性格：意地っ張り 特性：ハードロック
191(4)-211(252)-150-x-75-92(252)
地震/ロックブラスト/炎のパンチ/ロックカット
アッテイ流だと本来はラブボ枠。ベンチウォーマー。電気の一環切りといえば聞こえはいいが、とにかくラプラスが初手に相手の電気と対面した際、相手が少しでも電気技を打つ確率を下げるためだけに採用した。しざよさんはマスボを持たせていたが、自分にはそんな勇気はなかったのでとりあえずこの型を採用したが、ついに一度も選出しなかった。（というか型が意味不明すぎて選出できない）
誰かこの構築に合ったドサイドン、別の地面枠を教えてください。
選出パターン
ラプラスorエースバーンorパッチラゴン＋ミミッキュ＋ウオノラゴン
重いポケモン・立ち回り
ゴリランダー、パッチラゴン
初手身代わりポケモン（サンダー、ドラパルトなど）
ラストにでてくるナットレイ、カミツルギ、カイリュー、アッキミミッキュ、ギャラドス
ラス１襷カウンター
ラプミミノラゴン一点読みの行動をされると大抵苦しい。
感想・あとがき
シーズン13お疲れさまでした。剣盾を始めてからずっと目標にしていた最終3桁、レート1900超えを達成することができて本当に嬉しいです。ただ、30日にレート1911になってから人生初3桁フィニッシュのために完全に保存してしまい、似たような並びを使用した方でもっと良い成績を残している人もいたらしいのでほんの少し後悔しています。構築のポテンシャルはあると思いますし、初心者に非常に扱いやすい構築になっていると思うので、5桁4桁で苦しんでいる方はぜひ1度使ってみてください。
（ここから全く余談）前期か前々期くらいにポケモン対戦で強くなるにはどうすればいいかといった旨の記事が複数上がっており、私としても非常にためになったのですが、個人的にその内容に加えて「実際に強い人の立ち回りを見て研究する」ということも大切なことだなと実感しました。特に動き方や考え方を言語化できているプレイヤーでリアル配信を行っている方だとその場で疑問点などを聞くことができるので、とても勉強になります。（露骨なステマ）（余談終わり）
最後に構築の参考になったアッテイさん、配信で立ち回り等参考になったしざよさん、両刀エースバーンの記事を公開していただいたうわっきーさん、構築相談を引き受けていただいた社会人窓の皆様、本当にありがとうございました。
来期は諸事情で潜れないですが、今後は1950、2000を目指して頑張りたいと思います。
質問などありましたら、コメントかTwiiter（@yamacat_poke）まで。
